浮かれ気分ではいられない・・・

皆様こんにちは!!

いどばた接骨院の福里です。

先日の土曜日と日曜日には,当院の近くの市役所通りで桜祭りが開催されました!!
天気には恵まれましたが,前日までの雨と強風で桜はほとんど散ってしまっていました・・・

桜はありませんでしたが,やはりお祭りの雰囲気は良いものですね!!
私も少しだけ覗いてみたのですが,大勢の人々が楽しんでいる顔が見れてそれだけで満足しました!!
行き交う人々も浮かれ気分で足元に意識が向いていないのか,時折つまずいたり転んだりしている人も見かけました。

手をついたり,尻餅をついたりとその時は気分も上がっていて痛みは感じない事もありますが,放っておくと後々厄介なことになりかねません。

そんなことで,今回は急性の”ケガ”について書かせて頂きます。

今回のお祭りでの事もそうですが,交通事故などでもその時その場で痛みが出るとは限らないのです。
何故かと言うと交通事故といった一生に一度経験するかしないかの事で,当事者の脳も興奮状態になっています。
興奮状態になった脳は”アドレナリン”や”βエンドルフィン”などといったホルモンを出すよう体に指示を出します。
この2つのホルモンが一時的に痛覚を麻痺させたり,鎮痛作用があったりするのです。
よくプロのボクサーも試合中は痛みを感じないと聞きますが,試合に勝つ!相手を倒す!という闘争心からアドレナリンが分泌しているからなんです!!

極端な例では交通事故にあって,頭部を強打した人が,あまりにも一瞬の出来事で痛みもその時は感じず,頭を打っていることに気が付かず病院ですぐに検査を受けずに帰ってしまい,その日の夜何事もないように寝たら翌日の朝には亡くなっていた。
ということも現実にはあります。
頭部を強打したことで,脳内で出血を起こしそれが少しずつ進行したことによって,命を落とすことに繋がってしまったのです・・・

また,命に関わることではなくても”むち打ち損傷”では,負傷した日(交通事故にあった日)から1週間後に痛みが出ることはしばしば見受けられます。
こんな後になって何を今さらなどと,考えてしまいがちですが,そんな時は当院の様な専門家にかかることをお勧めします。

むち打ち損傷も早くに治療を開始すればするほど,その患者様の予後に影響してきます。
当然治療の開始が早いほうが,後遺症が残りにくく,その後何年かした後に痛みがぶり返したりする可能性も少なくなっていきます。
また,当院の治療は交通時故の強い衝撃によって,歪んでしまう背骨をもとの位置に矯正する根本治療です。
歪みから治すことで,後遺症や何年か後に痛みがぶり返す心配もありません!!

交通事故もそうですが,足を挫いたり手をついて転んだりといったケガも,ズレた骨をそのままに治療しても痛みは時間の経過によって,引いたとしても,骨がズレている影響でふとした時にまた痛かったり,満足に動かなかったり(可動域制限)してしまいます。

”湿布貼っておけば治る”や”寝れば治る”などと自己判断せずに,どんな些細なケガでも,当院の様なその道の専門家に相談する事が後々になって自分自身が嫌な思いをしない秘訣です!!

体の事は慢性も急性のケガも”大袈裟なくらいが調度良い”ということです!!

それでは今回はここまでとさせて頂きます。
ありがとうございました。