皆様こんにちは!!
いどばた接骨院の福里です。
あっという間に4月もあと僅かですね。
ゴールデンウィークも間近ですが,皆様は何かご予定はありますか?
当院いどばた接骨院は,今年は祝日関係なく,診療しますので,出先でケガをするような事がありましたら遠慮なくご連絡下さいね!!
さて今回は,ゴールデンウイークに万が一の事態,出先でのケガの応急処置についてお話させて頂きます。
私生活で,多いケガとしては,捻挫が多く見受けられます。
足を挫いたり,手をついて転んだりと関節の可動域を超える外力が患部に加わることで,関節の周りの筋肉や靭帯が伸びたり,切れてしまったりすることで,捻挫は起こります。
手首や足首に多く見られますが,もちろん関節であればどこにでも起こります。
損傷の程度で1~3度で分類されますが,どれだけ軽い捻挫だったとしても,後々の状態を考えると,当院の様な専門機関にかかる事をおススメします。※なぜなのか詳しくは,このブログの”浮かれ気分ではいられない”にて記事にしていますので,そちらを参考にして下さい!!
では肝心の応急処置ですが,専門機関にかかる前は基本的には,安静です。
”R,I,C,E”処置(ライスしょち)という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかと思いますが,詳しく説明させて頂きます!!
R:Rest(安静)⇒スポーツ活動の停止。受傷直後から患部ではその修復作業が始まります。
安静にせず,受傷後も活動を続けると,修復活動が開始されず,その分回復も遅くなり,また損傷部に負担がかかる事で重症化しやすく,回復だけでなくその予後にも影響が出てきます。
I:Ice(アイシング)⇒患部の冷却。冷やすことで痛みを減少させることができ、また血管を収縮されることによって腫れや炎症をコントロールすることができます。患部に氷やアイスパックを15~20分(冷えて感覚が無くなるまで)当てます。また痛みが出たら同じように冷やす。この繰り返しを受傷から24~48時間続ける事が理想です。
患部の修復には”腫れ”は必要な過程ではありますが,腫れすぎてしまうと,逆効果にもなってしまいますので必要最小限に収めることが大切です。またこの時,患部に直接氷やアイスパックを当ててしまうと,冷やしすぎてしまい,凍傷の恐れもありますので,タオル一枚間に挟んで冷やしてください!!
C:Compression(圧迫)⇒患部の圧迫。適度な圧迫を患部に加えることで,炎症を抑えることが出来ます。
包帯やテーピングで巻いて下さい。この時に強く巻きすぎると,循環障害が起こり,回復の妨げになってしまったり,痺れてしまったりしてしまいますので注意が必要です。
目安としては,包帯を巻いた所よりも先が,青くなったり,痺れが出てしまったら強く巻きすぎです。
E:Elevation(挙上)⇒患部の挙上。心臓より高い位置に挙上をすることで重力を利用し腫れや炎症をコントロールすることができます。
椅子やクッションなど手頃な高さのもので患部を心臓の高さより上で安静にして下さい。
以上の事が捻挫や打撲などのケガについての応急処置の基本です。
また転んで,強く頭を打ってしまったりした場合は,二次的な損傷の恐れもありますので,動かさずすぐに救急車を呼び,救急隊の指示に従ってください。
ケガはしない事が一番ですが,万が一に備え、事前に知っておく事で,後々になって後悔しないですみます。
こんな時どうしたら良いの?
体の事で分からないことがありましたら,いつでもお答えしますので,お気軽にお電話下さいね!!
それでは今回はここまでとさせて頂きます。
ありがとうございました!!