皆様こんにちは!!
いどばた接骨院の福里です!!
もう7月も中旬ですね・・・
来週末で小,中学校は夏休みに入ると聞きました。
当然暑くなるとは思いますので,無理せず冷房をかけて熱中症対策はして下さいね!!
また,冷房をかけていてもしっかり水分補給はしなければ熱中症にはなってしまいます。
口に渇きを感じる前に,一口水を飲む習慣をつけると良いですね!!
さて,今回の本題です。
子ども連れの患者様で,手の甲にしびれを感じ,指が伸ばしきれないといった症状でした。
子どもに腕枕をしてあげていた時に,眠ってしまいそのままの態勢で数時間過ぎてしまい,起きた時には先程の症状だったそうです。
これは橈骨神経麻痺(とうこつしんけいまひ)と言って,カップルや新婚さんがしがちな腕枕によって起こる為,別名サタデーナイト症候群やハネムーン症候群とも言います。
麻痺と言っても一過性のもので,次第に取れてはきますが,程度によっては回復するのに1ヵ月~3ヵ月かかる事もあります。
治療法としては,基本的には温めたり軽いマッサージをし循環を良くする事で回復も早まります。
また,腕枕だけでなく酔いつぶれてうたた寝してしまいなってしまった症例もありますので,注意が必要です。
この橈骨神経と言うのは,首から始まり鎖骨の下を通り,脇の下を通った後に二の腕の外側に巻き付くように通って,肘の先の筋肉に作用します。
腕枕などによって頭の重さで,ベットと骨に挟まれて圧迫されてしまい上記の様な症状が出てしまうのです。
神経の圧迫による麻痺は神経の走行に沿って,圧迫してしまえばどこにでも起こりうる症状です。
同じ姿勢を取り続ける,動かないというのは体に対してはほとんど良い事はありませんので,気が付いた時には動くようにしていきましょうね!!
それでは今回はここまでとさせて頂きます。
ありがとうございました。