皆様こんにちは!!
いどばた接骨院の福里です。
昨日から緊急事態宣言が再度発令されましたね・・・
一日でも早く日常を取り戻す為には、一人一人が自制していくしかありませんね!!
さて、今回の本題です。
肩こりとは違う肩の痛みがある方はいませんか?
動かそうとすると、鋭い針で刺すような痛みや動かさなくても痛みがあり、寝る事も難しくなる。
肩の痛みというだけで、五十肩かな・・・と考える方もいるのですが、五十肩ではなく石灰沈着性腱板炎(せっかいちんちゃくせいけんばんえん)と呼ばれる状態かもしれません。
五十肩では肩甲骨周囲の筋肉や腱が固まり、肩甲骨の動きが制限されてしまう為、肩が挙がらなくなるのですが、石灰沈着性腱板炎では、肩関節に石灰(カルシウム)が溜まってしまい、引っ掛かり挙がらなくなってしまうのです。
どうしてなってしまうのかは未だ分かっておらず、治療法は安静にし石灰が除去されるのを待つ事が一般的です。
肩だけに限らず、安静にしている時間が長ければ長いほど拘縮してしまいます。
石灰が無くなった後も、拘縮により動かすと痛みがある為、石灰が無くなった後には速やかに関節の可動域訓練を開始する事が大切です。
当院でも関節の可動域を広げる治療をする事はありますが、元々固まってしまっている関節を動かしていくため痛みがあります。
これを患者様本人でやるとなると、痛みから思うように動かせず、可動域が広がっていかない事が多いのです。
拘縮した関節は、何もしなければずっと拘縮したままになってしまいます。
一日でも早く、治療を開始すればその分だけ早く治りますので、専門家にかかる事をおススメします。
それでは今回はここまでとさせて頂きます。
ありがとうございました。