皆様こんにちは!!
いどばた接骨院の福里です。
厳しい暑さが続いていますが、体調を崩していないでしょうか?
暑さで食欲がでなくて、体力が落ちて体調を崩し易くなってしまうので、少し無理をしてでも食べる事が大切です。
さっぱり食べれるものでも良いので、栄養はしっかり補給しましょうね!!
さて、今回の本題です。
今日は脛(すね)の痛みについてのおさらいです。
スポーツをやっている中学、高校生も当院には多く来院しますが、膝や足首のケガ痛みに次いで多いのが脛の痛みです。
その多くが脛骨過労性骨膜炎(けいこつかろうせいこつまくえん)という傷病で通称シンスプリントと言います。
走ったり、飛び跳ねたりして、脛の内側に大きい範囲で痛みを感じます。
この大きい範囲というのがポイントの一つで、脛に付着している筋肉に沿って大きな範囲で痛みが生じます。
逆にピンポイントで痛みがあるという場合は、疲労骨折などの別の傷病の疑いも出てきます。
骨には膜が張っていて、その膜に痛みを感じる受容器や血管などが多く存在しています。
その骨膜に炎症が生じてしまう為、痛みがでるという事です。
その炎症も付着している筋肉による繰り返しの外力であったり、ジャンプやランニングしている時の着地時の衝撃が繰り返し掛かる事によって、生じてしまいます。
対策、治療としては、脛やふくらはぎの筋肉の緊張を解いてあげる事や、同部位のストレッチをしっかり行う事。
あまりに痛みが強い時には、一時運動を中止することもあります。
また、テーピングで筋肉に加わる負担を軽減させたり、ランニング等で使用する靴をクッション性の高いものにするなどして予防する事も出来ます。
このシンスプリントを長いこと放置してしまうと、運動する時に庇ってしまうなどして、膝に負担が掛かり、同時に膝のケガも合併してしまいます。
痛みがまだ初期の頃であれば、運動を中止する事なく治療していくことも可能です。
何事も早めに治療する事をおススメします!!
それでは今回はここまでとさせて頂きます。
ありがとうございました。