皆様こんにちは!!
いどばた接骨院の福里です。
一昨日の台風は肩透かしな感じだったなと思っていましたが,週明けに院に来てみると表の看板は取れかけているし,網戸は外れてしまっているしで驚きました。
まだまだ台風の時期は続きますから,次回は念入りに対策せねばと思っています。
対策,準備は体に対しても同じですね。
さて,今回の本題です。
最近では健康志向の方が増えてきてジョギングやランニングをやる方が多いです。
それに伴い膝の外側に痛みを訴えて来院される方も増えています。
これはランナー膝と呼ばれています。
正式には腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)と言います。
よく走る人がなる疾患の為ランナー膝と呼ばれているのですが,その中でもがに股で走る人に多いのが特徴です。
腸脛靭帯とはお尻の筋肉が束になり靭帯となり,そのまま太ももの外側を走行し,膝をまたいだ先にくっつく非常に大きい靭帯です。
この腸脛靭帯が膝の周囲にある骨にこすれて炎症が起きてしまうのです。
ランナー膝になる方の特徴として,太ももの筋肉が非常に固まっています。
走る事はしてもその後にストレッチなどのメンテナンスをしていないという事です。
太ももだけでなく,お尻の筋肉のハリを取り除いたり,股関節の動きを良くしてあげる事によって膝に対する負担も軽減するためストレッチは非常に大切です。
すでに症状が出てしまっている方も同様です。
最初は膝に違和感があるなど,体の小さなSOSを見逃さない様にして下さいね!!
それでは今回はここまでとさせて頂きます。
ありがとうございました。