六年前の骨折で・・・

皆様こんにちは!!
いどばた接骨院の福里です!!

九州の方では大雨が凄い様ですね・・・
鹿児島では60万人に避難勧告がでたと聞きました。
去年が空梅雨だった分,余計に今年は多く振っている感じがしますね。
どの地域にいても何があるかは分からないので,非常時にどうするかを予め家族内で決め事をしておくのが良いかもしれませんね!!

さて,今回の本題です。
最近来院された患者様で,右の脇腹周囲に痛みがあり,呼吸も苦しく痛みがあるという状態でした。
詳しく話を聞いてみると,6年ほど前に右の肋骨を骨折した経験がありました。
肋間神経痛(ろっかんしんけいつう)が真っ先に疑われますね!!

皆様も耳にしたことがある方もいらっしゃるかと思います。
当院では,患部の肋骨を辿った肋骨部から出る神経の支配領域(しはいりょういき)の筋肉を手技でほぐし症状の改善を図ります。
患者様自身も施術後に驚くほど楽になり,6年前の骨折でなぜ急に痛みが出てくるのかと言っていました。

一度骨はくっついて完治しているのに,一見関係が無さそうに思えますがそうではないのです。

骨折のが治るのにも完全に元の形には戻りません。
多少ギザギザしたり,歪になったりとはしてしまいます。
この歪になった所が原因なのですが,ずっと症状が出続ける訳ではありません。
この梅雨時期だったり,季節の変わり目,極端に寒い日などに出やすくなります。

特に肋骨の場合は,肋骨に沿って神経が通っている事もあり,余計に神経痛の症状が出やすい箇所になります。
普段からその神経の支配領域の筋肉の状態を良くしておく事により,症状が出にくくなり,症状が出てしまったとしても軽く済ませる事が出来ます。

骨折だけでなく,捻挫や筋断裂の様な軟部組織(なんぶそしき)の損傷でも,同じ様に後々になって症状が出る事はよくある事です。
症状が出てから慌てるのではなく,定期的にメンテナンスをして備えておく事をおススメします。

それでは今回はここまでとさせて頂きます。
ありがとうございました。