感覚の恐ろしさ

皆様こんにちは!!
いどばた接骨院の福里です。

この所ずっと雨が続きましたね・・・
梅雨が短かった分一週間程度ですが雨が続くと長く感じてしまいます。

感覚の話といえば,歳を重ねるに連れて一年が短く感じる様になる。
こういった話を聞いた事がある方も多いのではないでしょうか?
これは私の主観ではありますが,確かに年々早く感じつつあるなと思います。

この感覚は諸説ありますが,人の慣れという感覚が大きく影響しているようです。
歳を重ねるにつれて,当然ながら経験する事も増えていきます。
一度経験したことならば,印象にも残りにくくなおかつ,経験している事なので対処の仕方も分かっているので最初に比べるとスピーディーに問題を解決する事が出来ます。

この一度経験した事が印象に残りにくいという事が肝ですね!!
ただひたすらに一年間仕事をしてあっという間に過ぎ去ってしまうのなら,その仕事に慣れ過ぎてしまっていて刺激が足りていないという事になります。
それか,新規一転した方はやる事が多すぎて時間に追われる結果時間の流れが速く感じる事もあります。

子どもの頃は初めて経験する事が沢山で,密度の濃い時間を過ごしますからより深く記憶に残り長く感じるのです。

慣れと言うのは時間感覚だけではありません。
日常生活で何気なくしている事全てで起こりえます。
この日常生活でと言うところが曲者で,日常生活での負担で来る慢性痛に対しても慣れは存在します。

ある一時,腰が痛かったのに何をする訳でもなく痛みが無くなったといった経験をされた方も中にはいるかと思います。
当院にもよくそんな経験をされた方が来るのですが,そういった方は決まって『一時期は何もしなくても治ったんだよね』と言います。

断言します。
慢性痛に関しては何もしなくても治る事はありません!!
そういった経験がある方は,慢性痛に対して慣れてしまっただけなのです。
慣れてまた動いて悪化する。
これの繰り返しではどんどん体にダメージが溜まっていって最終的には歩けない程に重症になってしまう。
こんな事をしていては体がいくつあっても足りませんね・・・

だからこそ当院は常日頃から,体に関しては少し大袈裟なくらいが調度良いと言っているのです。

皆様も体に違和感を感じましたら,どんな事でもご相談下さい!!
それでは今回はここまでとさせて頂きます。
ありがとうございました。