皆様こんにちは!!
いどばた接骨院の福里です!!
京都では大規模な放火があったりと,最近は度が過ぎている事件ばかりを耳にします。
これでは気軽に外を散歩する事が出来ない世の中になってしますね・・・
人の道を踏み外さない様に,自分を律する事を忘れない様にしなければなりませんね。
さて,今回の本題です。
このブログでも以前取り上げたこともありますが,今回は湿布についてもう一度お話させて頂きます。
小学生の子どもが夜寝ている時に急にふくらはぎをつってしまい,その時は伸ばして痛みを抑えて湿布を貼ってまた眠りについたのですが,翌朝子どもがつった方の足を引きずりながら起きてきたという事がありました。
つった時の対処法としては,ゆっくり伸ばしてあげるというのは大正解です。
問題はその後でした,取りあえず今回は”冷”湿布を貼ってあげた様なのですが,ここが間違いです。
そもそも筋肉がつるのは何故起こるのかはご存知ですか?
一番の原因は循環障害です。
筋肉にも当然栄養素は必要ですし,動かすには酸素が必要です。
この栄養素と酸素を筋肉に運んでいるのが血液です。
循環とは血液の流れの事ですから,血液が巡っていないとつってしまったりしてしまうのです。
循環障害にも原因はあります。
そもそもの水分が足りていなかったり,筋肉自体が疲弊し弾力がなくなり,血液が通りにくくなってしまったり,冷えで血管自体が細くなってしまったりです。
今回の小学生は,スポーツを良くやる子で筋肉に弾力が無かった様です。
循環障害で足がつってしまったのに,さらにそこに冷湿布を貼ってしまっては余計に冷やしてしまいますね・・・
今回の様なケースの場合は貼るのならば,温湿布がベストになります。
それでは冷湿布を貼るのはどういった時なのかというと。
ケガをした時や,激しい運動の直後の熱を持った時です!!
ケガをした時は,その部分が段々熱を持っていきそこに血液が集まります。
これが腫れる理由です。
治す為に腫れるのですが,腫れすぎてしまっても治りが逆に遅くなってしまいます。
なので湿布や氷嚢(ひょうのう)等で冷やしてあげる事で,腫れをコントロールし早期に治す事が重要なのです。
激しい運動直後も動かしたことで,筋肉が熱を持ちます。
このままにして自然に温度を下げるよりも,冷たいもので冷やしてあげた方が,疲労も早く抜けて筋肉痛にもなりにくいです。
こういった時以外のいわゆる慢性の物に対しては,逆に温めてあげた方が良いというのは,このブログでもたくさん書かせて頂いた通りです。
何でも使いどころが大切ですので,こういった時はどうすれば良いかはお気軽にお問い合わせ下さい!!
それでは今回はここまでとさせて頂きます。
ありがとうございました。