薬は怖い?

皆様こんにちは!!
いどばた接骨院の福里です。

こんなに急に寒くなるとは・・・
ここまで寒暖差があると,体調が一気に悪くなる方も多くなります。
インフルエンザも今年は早くに流行すると聞きますので,皆様も体調管理は徹底していきましょう!!

さて,今回は最近質問の多い薬についてお話させて頂きます。

皆様は薬をよく飲みますか?
糖尿病の場合等,常用しなければならない場合もありますが,そういった生命維持以外の場合の薬の常用は実は危険なんです。

薬とは様々な科学物質を用いて,体を治す手助けであったり,予防してくれたりするものです。
こんな言葉を聞いた事がある人もいるのではないでしょうか?
『クスリを逆から読むとリスク』
実に的を得ている言葉です。

確かに用法,容量をキッチリ守って使用する分には体に良い効果を出す事が出来ますが,薬を一度に飲み過ぎた場合は最悪死に至ります。

どの薬も副作用がある様に,体に対して良い事だけが起こる訳では無いのです。
毒を持って毒を制す。
現在処方される薬では限りなくリスクを減らしてはいますが,やはり体に異物を入れている事には変わりないのです。
また,体に入った異物は肝臓で解毒処理されます。
あまりにも沢山薬を飲んでしまうと,その肝臓に負担がかかってしまう事になります。

これだけ聞いてしまっては,薬がとにかく悪いものだと思ってしまうかもしれませんね・・・
ですがやはり体の中に直接摂取する訳ですから即効性は抜群です。
また飲み過ぎるのがいけないだけであって一時摂取する分には決して悪いものではありません。

ここで一番怖いのが慢性の痛みに対して薬を飲んでしまう事です。
慢性痛は何度も記事に書いた通りに何もしなくては治る事はありません。
痛み止めというものはその痛みに対しては根本を解決せず痛みに蓋をするだけなんです・・・
痛みを止めていて,体が自然に治癒に向かってくれる急性のケガに対してならば,痛みを感じることなく治るので有効ですが,慢性痛に関しては痛み止めだけでは根本を治す事が出来ないので薬が切れたらもう一度と何度も繰り返す事になってしまいます。
さらに繰り返している内に体にも薬に対する耐性もできてしまい効果時間が短くなってしまいます。
飲む回数も増えてしまい,だんだんと体にも負担がかかってしまうことが一番危険です。

飲んで効果的な時と飲んでもキリが無いのとでこんなにも差が出てきてしまいます。
こういった判断はなにより当院の様に専門機関に聞いてみる事が大切です。
体の事は自己判断せず,いつでもご相談お待ちしております!!

それでは今回はここまでとさせて頂きます。
ありがとうございました。