野球肘って何故なるの?

皆様こんにちは!!
いどばた接骨院の福里です!!

この前の台風での千葉県の被害はいまだ完全に落ち着いてはいないようですね。
私達がいかに電気を頼りに生きていたか痛感させられます。
非常時にはやはり備えておかねばなりませんね!!

さて,今回の本題です。
今日は野球肘についてお話させて頂きます。

当院にも高校球児が肘の痛みを訴えて来院する事があります。
野球肘と聞いて経験者の方はピンとくるかとは思いますが,野球肘と言うのは繰り返し行われる投球動作によって肘に痛みを伴う症状です。
野球に限らず,投球動作を伴う動作のスポーツでなります。
陸上のやり投げ等ですね!!

この繰り返しの動作によるものなのが重要で,徐々に肘に負荷がかかっていきますから気が付いた時には重症だった例も少なくありません。
実際に当院に来院している球児も肘が伸びきらない状態です。
また,団体競技のためレギュラー争いもあり中々練習を休めない場合が多く,そういった環境がより肘の酷使に繋がってしまいます。

そもそも野球の投球動作は肘が本来曲がらない方向に負荷が掛かってしまう為,肘の内側は靭帯や筋肉が伸ばされてしまいますし,外側は骨同士の軽い衝突が繰り返されてしまいます。
肘が痛いという人に対してどこが痛むのかを聞いても,肘の全体が痛むという方が多いのはそれだけ負荷が強いという事です。

治療も伸びきって固まってしまう筋肉や靭帯の弾力を戻してあげたり,固まって動きにくい関節を動かして可動域を広げたりしていきます。
日常から投球動作に似た動きをしている方は野球をやっていなくてもなり得るので,日頃からのメンテナンスが非常に大切です。
肘の内側を軽く押してみて,痛みや違和感があるようなら一度専門機関でチェックしてみるのも良いですね!!
もちろん当院でも承りますので,どうぞお気軽にご相談下さい!!

それでは今回はここまでとさせて頂きます。
ありがとうございました。